SPI~仕事算④~
SPIでは、「ある仕事をAが1人ですると○日かかる。・・・」というような問題が出題されます。
「ある仕事」というだけで具体的には何かわかりません。このような問題では、全体の仕事の量を「1」として、1日当たりの仕事量を分数で表します。
2日で仕上げたのなら、1日に\(\displaystyle\frac{1}{2}\)ずつしたことになります。
10日かかったのなら、毎日\(\displaystyle\frac{1}{10}\)の仕事をしたことになります。
例題 ある仕事を完成させるのに、Aさんが1人ですると15日、Bさんが1人ですると18日かかる。この仕事をはじめの6日間は2人でして、そのあと残りをAさんが1人ですると、完成までにAさんは全部で何日仕事をすることになるか。 |
解法
1日の仕事量は、Aさんが\(\displaystyle\frac{1}{15}\)、Bさんが\(\displaystyle\frac{1}{18}\)。
2人の1日の仕事量は合わせて、
\(\displaystyle\frac{1}{15}+\frac{1}{18}=\frac{6+5}{90}=\frac{11}{90}\)
6日間では、
\(\displaystyle\frac{11}{90}×6=\frac{66}{90}=\frac{11}{15}\)
残りの仕事量は、
\(1-\displaystyle\frac{11}{15}=\frac{4}{15}\)
これをAさんが1人でするので、日数は
\(\displaystyle\frac{4}{15}÷\frac{1}{15}=4\)(日)
Aさんが仕事をする日数は、\(6+4=10\)(日)
[答] 10日
<広告> 楽しくピタゴラス